2013年10月28日

不調の原因はだいたい整備ミス




ようやくエンジンのかかったEX250K

でもね


ヘッドの辺からペコペコペコペコうるせー


こういう音のするときは大体排気漏れです。

排気漏れと言えば大抵エキゾーストのガスケット不良

原因を探るのもめんどくさいし、古くもなってるだろうからとりあえず全交換、行っときますか



 









いかに完璧な整備能力を誇るばちぇらでも、消耗品には勝てはしない
 
まずは消耗品を購入します


 s-CA3I0138


エキゾーストガスケット
これは、エンジンとエキパイを繋ぐ、最重要な部品です。
潰れやすい銅(アルミとかもある)を使っており、締め付け時に潰されることにより、密着性を出します。

つまり、一回こっきりの消耗品です。
たかが数百円の部品をケチることによって排気漏れを起こし、出力をロスするなんて、アホらしいですね。
ちゃんと毎回新品を使いましょう。


次にこれ


s-CA3I0141



エキパイのつなぎ目をシールする、液体ガスケットと呼ばれるものです。

とはいっても、これは液体とは言えないグリスに近いものなので、耐熱シール材となっています。

耐熱1000℃

普通の液体ガスケットは耐熱300℃程。普通の二輪店に売っているのもこのクラスなのですが、

まぁ、数字は大きければ大きいほど偉いので、オートバックスまで出向いて買いました



強度抜群。

多少の取り付け誤差なんて、シールで誤魔化そうという魂胆丸見えです




さて、まずはエキパイ外しからですね。


マフラーを下します。

ばちぇらの場合、ボルト一本で止まっているのでなんら困ることはありません。


s-CA3I0137



やばい

めちゃくちゃエンジン掛けてみたい・・・


でも

良識あるばちぇらは ぐっと我慢


今は修理に専念しよう



s-CA3I0140



外したガスケットを比較してみる。


うむぅ。

しっかりつぶれてるし、排気漏れしてるような後もなし。



ちなみにこのガスケット。


前回交換時に新品を買い忘れ、エキガスを適当に塗って誤魔化して再利用したガスケットなのだが

完璧な整備能力を誇るばちぇらである。その程度で排気漏れなどするはずない。

 
むぅ・・・原因不明


とりあえず取り付けるか

s-CA3I0142


ゴミなどを慎重に掃除し、取り付けてみる。

ちなみにここ、12N-mという絶妙なトルクでかかっています。
マジで適当にトルクをかけると一発で死にます

前回、トルクレンチが手元に無く、手トルクで締め付けたのだが、完璧な整備能力を誇るばちぇらのことだ。その程度で排気漏れするはずがない。


しかし今回は楽するために、ちゃんとトルクレンチ、買いました。

その名も
カインズホームトルクレンチ 2480円
ちゃんと一本一本に±5%という何とも微妙な証明書が付属しています

ともあれ、これでオーバートルクの危機はさりました。

もう何も怖くない


s-CA3I0143



そのほかの部位には特に排気漏れは見られない。

といううか、

排気漏れを起こすほど複雑な構造などない




ちなみにこの辺、写真の枚数が少ないのは

エキガスまみれな手だったので、写真撮ってられなかったからです。

念のため古いガスケットを清掃、新規にガスケットを施しました



さぁ!エンジン始動!!





 
あるぇー?



なにも改善していない







えぇぇぇ

完璧な整備能力を誇るばちぇらが、エキパイの取り付けミスをするとは考えにくい


とりあえず、まだエキパイが冷たいのを良い事に、手をかざして排気漏れを探します。




んー


やっぱエキパイからは漏れてないよ


というか



もっと上の方から聞こえる気が・・・




根本的にエンジンがご臨終????

ヘッドが抜けたのかなぁ・・・

とは言っても、Ninjaは遮熱ゴムに覆われて、ヘッドが見えない


めくって見ても、原因が分かるとはおもえ・・・



s-CA3I0144





!??




・・・



・・・・・・・・・・・・・






さて


前回の記事で、排気漏れがあったNinja250R

うるさいし、調子も悪い。
ここは一つ治しましょう。




まず、整備の基本は原因の特定です

エンジンをかけじっくりと音を観察し、排気漏れ部位を特定しましょう。


まぁ、ばちぇら程になるとある程度原因が絞り込めます

音の感じから言って、二次エア系が怪しい。


そこを重点的に調べます。





補足:二次エアとは?

二次空気供給装置といって、エアクリから直にエキパイへと新気を導入。
エキパイ内部で、燃え残った未燃焼ガスの完全燃焼を促し、排ガスをクリーンにする装置です。
今のバイク・車には100%と言っていいほどの装着率を誇ります。
構造上、大体排気ポート直後、つまりシリンダーヘッドに付いています。

パワーロスはほぼ無く、機能を殺す必要は下記の場合に限ります。

1:空燃比の測定をするため、排気の酸素量を測定するとき。
2:燃調が狂いアフターファイアが酷く、お安く改善したいとき。





まずはバイクをばらします。

二次エアの作業の場合、サイドカウルとタンクを外せばOKです。

もう慣れたものですね。

s-CA3I0150


ここまでは一気にばらせます。


ただ、まぁ、

ゴミに見えないこともない


席をはずす時には収集車に要注意




ここまで来れば後は簡単。

1番のイグニッションコイルを抜いて、遮熱ゴムをぴろっとめくるだけ


s-CA3I0148



ビンゴ!

やはりばちぇらの読み通り、二次エアが原因でした

脱落しなかったのが不思議なくらい、緩んでいます。

この部位のトルクは、9.8N-m

エンジンは基本的にアルミであり、トルクをミスると簡単に舐めます。

特にこんな微小トルクなんて、マジで片手で簡単に舐めます


トルクレンチは基本

ただ、まぁ、

完璧な整備能力を誇るばちぇらスパナ手トルクで行きます

べ、べつにトルクレンチが入らなかったとかそんなんじゃないんだからっ
勘違いしないでよねっ



感覚的には、
くっ
って感じです。



s-CA3I0149


完璧!!


あとはちゃっちゃかもどしてさあどうだ!!!



キタ━(゚∀゚)━!



これで、ようやくマトモに乗れるようになりました




あとは、あとは、


色々あるなぁ



何から手をつけよう



一度不調になった機械の調子を取り戻すのはかなり大変です。


最低でも、月に一度は動かすようにしましょう


ふっかつのじゅもんは大変だ・・・


 

bachelor_nest at 01:11コメント(4)トラックバック(0) 
Ninja 250R | 調教日記

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by マックス   2013年10月28日 19:19
5 トラブル原因を特定するのはいろいろな想像をしながら原因を特定しそれがあたったらうれしいし楽しいですよね
ですが考えが違う方向に行ったりするとドツボにはまることもたびたびあります
失敗も含めてメンテナンスはとても楽しいですね
2. Posted by ますたー?@宇都宮出張中   2013年11月01日 00:27
楽しいそうだなぁ~~~
今年の初めに出張で海外に行っていた3ヶ月でも結構不具合出たから、一年だとどうなんだろうか?

最近はほとんど通勤でしか乗ってないからつまらない・・・・





3. Posted by mc41黒猫   2013年12月01日 15:21
きたーーー!\(^o^)/
更新だ!いつも楽しいブログ拝見しております!
栃木に行ったら、バトってくださいねぇ( ̄+ー ̄)
4. Posted by ヴァン   2015年04月05日 14:41
初めまして。
まだここのブログ生きてますか?
お聞きしたいことがあるのですが。

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
記事検索
アクセスカウンター
最新コメント
最新トラックバック
QRコード
QRコード