2009年10月08日

BLR i-CON II  第一部、完

さてさて

以前の記事でi-CON II の取り付けをした後にパワーチェック行くと言ったばちぇら


逝ってきましたよ



まあ結果は概ね予想通りでした


もし、大幅パワーアップを期待しているのでしたらがっかりモノですけどね・・・



再び例のバイク屋に赴いたばちぇら





店長「あーあの時のNinjaのにーちゃんか。
ってノーマルじゃん! なにやってんの!






いきなり怒られました




サブコンを取り付けた旨を話し、再びパワーチェックへ!


0372a850.jpg


8dbc03b0.jpg


青:フルノーマル
赤:i-CON?標準マップ



んー

高回転がめっちゃ良くなってる

低回転が予想外にだめだめ


これらのデータをみながら今後について考えて行こうと思う



因みにマップはi-CONに付属していた初期マップである






さてさて。まず、
9500rpmから上については何も言うことは無い
十分である



んで気になる点その1
8500rpmの谷

通常、燃調操作で純正を下回る出力はありえない

なぜなら、設定を純正値にすれば純正と同じだけの出力は確約されているからである

んーこの辺は個体差があるのかな?
BLR純正マップをそのまま使っていたが、ある程度自分のバイクに合わせて色々しないといけないみたいだ

純正並みは出ているのですが、この回転数は最大トルク発生点でもあるので大切にしたい

正確な回転数は8500~9200rpm間の燃調を見直す


落ち込む寸前の8400rpmの補正は+4.9%
ここは問題ない このままの補正で十分だろう

落ち込む発端となった8500rpmの補正は+5.0%
一番落ち込んでる8800rpmの補正は+3.8%


ぶっちゃけ
細かすぎてばちぇらの手に負えない・・・

不感症なばちぇらは乗り味でこの変動とか良くわかんないので前後で推測してくしかないかぁー

落ち込みの折り返し点、9100rpmの補正値は+2.6%

すっかり調子を取り戻した9200rpmの補正値は+2.2%



ふむぅ・・・
BLRの標準マップ見た人なら分かると思うけど、
ちょうどこの辺りの回転数で濃い状態から薄い状態に一気に持っていってるんだよね

うーん

薄くするタイミングをもう少し早めれば良いのかな??


数百rpmとか一瞬で過ぎるので、この回転数で濃い薄いの乗り味なんてさっぱりわからん
推測でいくしかない






つぎ
6000rpm~7000rpm間

純正の測定誤差と言っても良いレベル

でもでも7000rpmを過ぎた辺りでトルクもりもりなのでこの辺り、頑張れるかもしれない



6000rpmの補正値は+4.0%
6500rpmの補正値は+4.6%
7000rpmの補正値は+5.3%
7100rpmの補正値は+5.4%



だから細けぇんだよ!!


んー
この辺は走りこむしかないかなぁー

直感で少し薄くしてみましょう







5000rpm前後はいじりません
この辺、アクセルの開け初めなのでデータに信頼性がありません

とは言っても見るべきところはあり、それは空燃比

同じように急激ににアクセルを開けても
i-CON入りの方が素早く燃料を投入していることが分かります

i-CONの機能の一つ、加速ポンプ機能がしっかり働いてる証拠ですね


コレは、高回転域でのレスポンスアップに大きく貢献します



まあ、でも
低回転域では加速ポンプが裏目ってる気もするねこれ・・・



んー・・・・うん
低回転では加速ポンプ機能を停止しておこう

BLR初期値では4000rpmから加速ポンプ機能が作動する設定です
これを6000rpmから作動するようにしよう








と、いうわけで
とりあえずばちぇらマップが完成した
吸排気ノーマル
2次エア 未停止
i-CON?を取り付けただけ
の車種でやれば、ばちぇらがそれなりのパワーアップ保障します

改善点の提案は受けますけど、クレームは受けません・・・
自己責任で・・・・




メイン補正値

  rpm   Gain %
1 : 1000   0
2 : 2000   0
3 : 3000   0
4 : 4500   +2
5 : 5500   +3
6 : 6500   +4
7 : 7500   +6
8 : 8400   +5
9 : 9300   +2
10:10000   -1
11:12000   -1
12:14000   -1

その名の通り、基礎となる補正
Ninja250R純正値は中低速が薄く、高回転が濃い状態にある
これは、排ガス試験のあるアイドリング付近、及び常用域に当たる回転数での排ガス浄化に特化しつつ、高回転ではエンジン保護のために濃い状態で出しているというわけだ
と、いうわけで、低回転では濃くしつつ高回転では薄くする補正を加えてある
アイドリング付近の値を弄ってないのは、アイドリングが不安定になるからである

え? 環境はどうなった??
大丈夫です
NOx減ってます
酸性雨対策万全
つーかメーカーだって排ガス測らない回転数は濃くしてるわけだし、その回転数を薄くしたのです
おお、環境対策万全!  ばちぇらは環境対応です
高回転は結構濃めなので、もう少し薄くしてもいけそうです。が、
さらに薄くする場合、温度にご注意
気にせず行けるのは-2%位でしょう




スロットル補正
 開度% 補正値%
1:  0    1
2: 10    0
3: 20    0
4: 30    0
5: 40    0
6: 50    0
7: 60    0
8: 70    0
9: 80    0
10: 90    0
11: 100    0

その名の通り、スロットルの開度に応じた補正です
Ninja250Rはとても優秀な純正マップなので、この値を弄る必要性がありません
だけどもばちぇらはスロットル開度0%で補正+1%を設定
ま、要するに高回転でのエンジン保護のためですな
具体例
メイン補正で高回転が薄くなってます
高回転でスロ開度0(即ちエンブレ)をかけた時も、薄い補正がされてしまいます
でも、スロ補正が入っているので、±0%、即ち純正と同じ濃さでエンブレをかけられるというわけです
高回転を薄くした人は、それに応じてスロ開度0の値を弄りましょう
でも、スロ開度0を弄るとアイドリングが不安定になります
やりすぎ注意
アイドルが不安定になった時は値を0にすると改善すると思います
高回転での保護は大丈夫か?って思う人もいるでしょうが、BLR初期マップではこの補正は入ってないので大丈夫でしょう

こんなときパワコマだったらスロ補正を回転数別にいっぱい作れるので、アイドル付近の開度0は0%だけども、1万回転での開度0%は+3%とかできます
でもそんなの細かすぎて扱いきれません
一般人のばちぇらはアイコンで十分



スロットルレスポンス

TP開度%  設定値%
1:  0      2
2: 20      2
3: 40      2
4: 60      2
5: 80      2
6: 100      2

加速ポンプ関連の設定です
これは解説書を見ても分かりにくい・・・
ばちぇらも実はよく分かりません
サンプルタイムと合わせて使うものなので、詳しい説明はそちらで





サンプルタイム

  rpm   設定値ms
1: 2000    5
2: 4000    10
3: 6000    30
4: 8000    30
5: 10000    30

サンプルタイム、要約すると「加速ポンプの受付時間」です
その受付時間内に受けた変化量に上記のレスポンス補正値の積を補正に加えます
意味がわからない
こういうことなのかな?
0.3秒の間にスロットルを50%⇒100%まで持っていったとする
その時の回転数は6000rpmだったとすると、受付時間は30ms=0.03秒
0.03秒の間に受けた変化は、50%⇒100%つまり50%分の変化量の1/10、
つまり、変化量は5%である
その5%分の変化量にレスポンス補正の値、「スロ50%~100%の間は2%」で補正かけて
5%*2%=0.001%
それが30sm毎に0.3秒間続くわけだから、合計で0.1%分多く噴射??
んん?
でもそれだと、サンプリングタイムの必要性が・・・
それにモニターモードによると噴射量は一瞬数%濃くなるしなー・・・
まったく意味が分からない
ばちぇらの理解力が足らないのか?
この点は説明書を載せるので、だれか頭の良い人解説してくれ・・・

348a12b6.jpg


具体的に何%位の補正がかかるのかが不明

この点は下手に弄らず、BLRマップ準拠
なんとなくだけど弄り方は分かったので、少しだけサンプリングの回転数を高回転に持ってきています








ほぼ新車なばちぇらでさえ、BLR初期値では合わない部分があった
よって、この値を鵜呑みにせず、きちんと自分のバイクに合わせてセッティングしてください


ん? BLR初期マップ?
買えば付いてくるので、知りたい人は買って下さい
(データだけ貰ってモノはパワコマを使う人がいると、ばちぇらが怒られそうなので)












さて

第一部なんて変な言い回しの記事ですね

だってそうでしょ?


燃調を弄る道具なんて、吸排気を弄るためのフラグに過ぎないのですから・・・


・・・死亡フラグで無いことを祈るばかり・・・

at 23:42コメント(11)トラックバック(0) 
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コメント一覧

1. Posted by takuzo   2009年10月10日 17:30
ZZR400は2800rpmに深いトルクの谷がありますが、エキパイ集合の仕様だそうです。
Ninja250Rの9000rpmの谷はノーマルエキパイの仕様?なのかもしれませんね。
それともECU側バタフライで絞ってある?
FIは燃調ポイントが多すぎて頭痛くなってきますが、燃調補正だけで随分伸びるんですね。
CVキャブなんてせいぜいMJ、SJ、PSの3ポイントですから気楽なものだったんですね。
えっと、フルエキ+社外エアクリーナー装着後の記事を超楽しみにしてます。頑張ってください。財政的にも…
2. Posted by 土偶2009   2009年10月12日 08:02
NINJA250Rの未来はばちぇら
3. Posted by 土偶2009   2009年10月12日 08:07
(つづき)さんの頑張りにかかっています。かげながら応援してますよー^ ^アイコン欲しい
4. Posted by Unkolyn   2009年10月13日 00:45
某古本屋で買った雑誌にNINJA250Rの記事が出てて、
新車のパワーチェックやってました。
ストック状態ですが、その車体も9,000rpm付近に谷がありましたよ。
やっぱ仕様なんですかねぇ。
このくらいの谷じゃ普通に乗ってる分には気付かないでしょうし。
5. Posted by ELLE   2009年10月13日 10:39
店長さんの「ノーマルじゃん!なにやってんの!」というのはマフラー磨いて焼いたことに対してなのか、マフラー変えていないことに対してなのか・・・(笑。
ばちぇらさんの記事いつも読ませていただいてますがホントに面白いです!!
6. Posted by 玄葉   2009年10月13日 22:40
24日に浜松のスズキ秘宝館もとい歴史館へ行くツーを考えているのですが、ばちぇらさんも如何でしょうか?
ちょっと距離がありますが…
もし参加されるようでしたら、歴史館へ予約を入れないといけないので、早めにご返信願います。
※私のブログの適当な記事にコメント飛ばしていただければ結構です(>ω<)
7. Posted by たなか   2009年10月15日 23:25
いつも楽しく拝見させております。お久しぶりです。
↑の玄葉さん達と一緒にツーリングにご一緒させていただいた栃木県南東部在住のたなかです。
燃調ってすごいですね。こんなことまでされるなんて脱帽です。
加速ポンプの件ですが、キャブの加速ポンプ的発想で考えてみました。
自説を語らせてくださいw
次のような設定だったとします。
?2000[rpm]、開度20[%]:噴射量10[g/s]
?3000[rpm]、開度30[%]:噴射量12[g/s]
<加速ポンプなしの場合>
?の状態から…
1秒間に2[%]ずつの一定割合でスロットルを開けていき、5秒間かけて
?の状態になったとすると、その瞬間の噴射量は12[g]です。
<加速ポンプありの場合>
2000~3000[rpm]の間のサンプルタイム:5秒(←実際は設定できない値w)
2000~3000[rpm]の間のスロットルレスポンス:50[%]
という設定で加速ポンプなし(↑)と同様の5秒間の変化をしたとすると、
?の状態になった瞬間の噴射量は
12+(12-10)×(0.3-0.2)×0.5=12.1[g/s]
になります。
簡単に言うと、回転数・開度で決まる噴射量に、開度の変化量から計算される値をプラスする、と。
?の状態になった瞬間にスロットル・エンジン回転が釣り合って変化がなくなったら、12[g/s]に戻りますね。
ただし、サンプルタイムは5秒なので最悪の場合それだけ待たされますが。
これは確かに、具体的にどれだけ何パーセント補正がかかるのかは不明ですね。
今回の場合は
(12.1-12)÷12×100=0.83[%]
ほど補正されたことになりますが、そもそも仮定の12[g/s]や10[g/s]という噴射量の初期値がわからないんですよね。
以上です。また深い記事をお願いします!
8. Posted by ばちぇら   2009年10月16日 00:17
>takuzoさん
ZZR250にも同じような谷がありましたよね
エンジン自体のクセみたいなものなのでしょうかね?
財政は常に0貯金政策中ですOTZ
ふぁいとーおー{ドクロ}
>土偶2009さん
切り開くのは明るい未来だけとは限りません・・・
でも、どんな未来にしてもまずはがんばてみます!
>Unkolynさん
ニンジャはFIが優秀でして、谷に気づかせない実に上手いセッティングをしてます
元が良いので、余りセッティングするところが・・・^^;
>ELLEさん
ばちぇらはてっきり変えてないことだと思ってましたが、まさかそっちのほうで起こられたのか!?{困った}
いつもしょーもない記事ばかり書いてますが、これからも生暖かく見守ってくれるとばちぇらが大変喜びます{ロケット}
>玄葉さん
うぉっ!
いっきてー!!
けど・・・その辺りキッツイです><
申し訳ありません・・・OTZ
>たなかさん
ふむふむ。詳しい解説ありがとうございます^^
なんとなくそんな感じなのかな?って思ってますが、実際の補正量はコンマ単位じゃなくて数%単位で補正されてるんですよね・・・
コレは作動してるって事を分かりやすくするために大げさに表示してるのかな?
BLRのこのなんとなく操作法が分かるのに具体的に分からない絶妙な書き方w
9. Posted by ルナ   2009年10月16日 12:28
こんにちは。私はあまり機械に詳しくないので、レスポンス機能とサンプルタイムの関係がよく理解出来ない状況です。でも、ばちぇらさんの記事を拝見させてもらいながら、理解を深めていこうと思います。来週i-con2を付けるので、いろいろ教えて下さい。※結局パワーチェックはしてません。とりあえず体感だけでやっていきます。お金がないので。
10. Posted by ばちぇら   2009年10月21日 23:59
>ルナさん
私も良く分かりません^^;
でも、なんとなく直感で操作できるi-CONは良く考えられているのでしょうね
i-CON仲間が出来てうれしい限りです
ルナさんの情報もお待ちしております{音符}
11. Posted by もじゃ   2009年11月23日 23:35
初めまして。
あまりにも記事が面白く、
コメントしたくなってしまい、
してしまいました(^^;
私は今、VTR250に乗っており、
i-CON IIが出たので、やってやる!!
と思っていました。
こんなに詳しく書いている方がいたとは…
とても参考になりました♪
Ninja250カッコいいですよね。
楽しそうですね~
最初すごく迷って、VTRにしちゃいましたが(^^;

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